船形山遭難 男女3人無事下山 作った雪洞に退避(毎日新聞)

 宮城・山形県境の船形山(標高1500メートル)で遭難し、3日昼に近くの山中で自衛隊員に発見された男女3人は自力歩行で同日午後4時過ぎに下山した。仙台市内の病院に入ったが、けがや凍傷はないという。

 宮城県警によると、無事が確認されたのは▽仙台市泉区長命ケ丘東、無職、庭野勲夫さん(70)▽同区加茂4、同、田中義宗さん(73)▽宮城県多賀城市東田中1、佐野千枝子さん(63)。

 下山した3人は登山口で救急隊員から毛布を掛けられた後、救急車で仙台市内の病院に搬送された。医師は「意識レベルは3人とも正常。軽い脱水症状があるが、安定している」と話した。1日に入山し道に迷った3人は山中で雪洞を作って救助を待っていたが、当時の様子について病院側は「1人が『救急隊』が来たと雪洞の中で話しており、幻聴症状が出ていた。数口分のチョコレートを3人で分け合い、空腹をしのいでいた」と説明した。【鈴木一也、高橋宗男】

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