成人の推計患者数が増加―新型インフル(医療介護CBニュース)

 インフルエンザの患者が成人で増加した。昨年12月21-27日の週の推計患者数は、全体で前週から7万人減の100万人だったが、流行の中心である未成年の推計患者数が15.8%減ったのに対し、成人の推計患者数は逆に12.5%増えた。厚生労働省が1月7日の記者会見で明らかにした。患者のほぼすべてが新型とみられる。

 厚労省によると、推計患者100万人を年齢別に見ると、20歳代が前週から3万人増の15万人、30歳代が1万人増の10万人で、40歳代以上は横ばいだった。
 一方、未成年は0-4歳が2万人減の14万人、5-9歳が6万人減の22万人、10-14歳が3万人減の16万人、15-19歳が1万人減の12万人と、すべての年齢層で推計患者数が減った。
 推計患者に占める未成年の割合は64%と依然として高いが、前週の71%より7ポイント減った。

■沖縄で流行が再燃
 この間のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数は19.63で、前週の22.44より2.81ポイント減った。しかし、健康局結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は会見で、過去10年のピークを見ると、2000-01年の10.59などを上回る値だと説明し、「いまだに流行の真っただ中にある」との認識を示した。

 その上で、定点当たり報告数を都道府県別に見ると、9県では増加していたと指摘。特に沖縄は、8月17-23日の週に46.31になるなど、他の都道府県に先駆けて流行を迎えたが、前週の26.07から43.40に大きく増加しており、「少し再燃している」との見方を示した。
 中嶋室長によると、沖縄は8月の流行では20歳代が流行の中心だったが、11月中旬以降は他の都道府県と同じく14歳以下が中心という。中嶋室長は「感染していない子どもが感染すれば、再流行は十分起こり得ることだ」と注意を呼び掛けた。


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